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 消滅時効完成後でも請求出来るの

 
  請求してはならないとは民法のどこにも書いてありません。  つまり、消滅時効の期間が経過
したものについては、相手が消滅時効を援用するのもよし時効の利益を放棄して払うのもよしとす
るのが民法の考え方なのです。

  世の中にはたとえ時効を認識していても払うべきものは払うのが道理だとして払ってくる人もい
るにはいます。   ですから相手によっては請求することに意味がある場合もあります
  ただし、相手が初めから時効の援用を強く主張しているなら裁判をやっても負けるに決まってい
ますから諦めるしかありません。


 消滅時効完成後の弁済と時効の援用  
   
                       
  判例に拠れば、時効完成後に弁済した債務者は
信義則上時効を援用することが出来ない
としています
(最高裁昭和41年大法廷判決)。

  債権者は債務者が消滅時効を援用しないから払ったものと信じたのに、それを後になって撤回
することは信義誠実の原則に反するとしたわけです。  

  なお、時効完成後の一部弁済は時効の利益の放棄に従ずるものとされ、その効力は相対的
ですから連帯保証人はなおも時効援用が出来ます。                     
    
詳細は → こうして時効を援用せよ!  (時効に関する中級・上級編です)

  時効はこのように結構複雑であり判例を見ないと分からないことが多いのです。
上記中級・上級編では時効関係の判例を整理してありますので是非ご参照下さい。



                 行政書士 田中  明事務所

                   
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